大切なものが、ここにあります。

ここで、この場所で、ゆっくり、きちんと、毎日を生きる。


静かな朝の園庭に、少しずつ、子どもたちの弾む声が満ちてくると、今日一日が始まります。あたりまえの日常が幸せなことや、なんでもない瞬間が大切なことを、感じるひとときです。
ただなんとなく毎日を繰り返すのではなく、一日一日をていねいに生きる。その積み重ねから、子どもたちは自立と自律を自ら身につけていきます。
一つでも多くの幸せが、この場所にたくさん生まれることを願って、今日も子どもたちと向き合います。

一日のリズム、一年の流れ。


あたりまえの日常に、大切なことがあふれている。
遊び、食事、お昼寝、そして再び遊びへ。
子どもたちの一日は、一つの流れにそって過ぎていきます。
私たちの園では、一日のリズムをしっかりと作り、それを日々積み重ねることで、確かな育ちを育んでいます。
また、育児を担当制にすることで、子どもたちが安心して心おだやかに過ごせる環境を整えています。
毎日の繰り返しは、ともすれば同じことの連続に見えますが、実際には、小さな発見や感動であふれ、昨日とは違う今日や明日がやってきます。
季節によって表情を変える自然のように、毎日の中に新たな発見をし、子どもたちと一緒に成長していける。そんな保育を目指しています。

小さな一歩は、大きな一歩。


せかさず、あきらめず、じっくりと、待つ。
普段から子どもたちの目線になるといろいろなものが見えてきます。
たとえば時間。子どもたちの世界では、大人と違って時間はずいぶんゆっくり進んでいることに気づかされます。
そう考えると、待つことも楽しみです。
自分でしたいと思う気持ちを待つ。
一歩踏み出すその時を待つ。
せかさず、あきらめず、じっと待ったその先には、小さな一歩を大きな一歩に変える計り知れない力が秘められているからです。
異年齢の子どもたちと接する縦割り保育の実践やわらべ歌、「森のムッレ教室」、体育ローテーションなど、あらゆる経験の中から、子どもたち一人ひとりのその時が、一つでも多く訪れることを願い、私たちは日々、保育に取り組んでいます。

ひと言のチカラ、ひとつの成長。


ありのまま、そのままを、受け入れる。
乳幼児期の子どもたちは、遊びやけんかを通して、さらには周りの人とのかかわりによって、内面的な成長を育んでいきます。
私たちの園では、子ども自身のありのままを受け止め、そのすべてを認めた上での保育を実践しています。様々な場面で積極的に声かけを行うのもその一つです。
やさしく、あたたかく心に届く言葉で話しかけます。
否定するのではなく、肯定することで、自立と自律を促しています。
認められ、成長していく子どもたちの姿から、私たちもまた、力をもらい、未来へと歩み続けています。


網干れんげ保育園は、兵庫県姫路市網干区にある認定こども園です。「育児担当制による乳児保育」「わらべ歌」「幼児の縦割り保育」「体育ローテーション」を四つの柱として一人一人の個性や育ちに丁寧に寄り添う保育をしています。

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